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Tsunami & Fluid analysis

数値解析により津波のような流体挙動を把握し,流体・構造物・地盤等の連成評価を精度よく行う

◆ VRヘッドマウントディスプレイと歩行コントローラーによる津波避難の疑似体験システム

​ 南海トラフ地震に伴う津波によって、多くの犠牲者が発生することが予測されています。そこで、VRヘッドマウントディスプレイと歩行コントローラーを用い、避難ルートの検討や防災教育に活用できるような津波避難の疑似体験システムを開発しています。

◆ SPH法を用いた橋梁上部構造に作用する流体力評価と流体剛体連成解析による橋梁流失被害予測

 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う津波によって太平洋沿岸部は橋梁の上部構造の流出被害が発生しました.実寸大での橋梁に対する津波実験は現実的に困難であるため,数値シミュレーションによる橋梁の上部構造に作用する流体力評価および流出被害予測をしています.

◆ 津波避難ビルに作用する流体力と漂流物による衝撃力の評価

 2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震による津波により,多くの土木・建築構造物が崩壊しました.そのため,現在津波避難ビルの選定・指定が進められています.津波によるビル等の構造物に作用する波力の算定および船等の漂流を考慮した衝突の影響評価を行っています.

◆ 津波による堤防崩壊メカニズムの解明に向けた解析

流体.png
 2011年東北地方太平洋沖地震において津波により防波堤の港湾施設が甚大な被害を受けた.そこで,この防波堤の崩壊メカニズムの解明に向けて,浸透流と洗掘の2つの側面から数値シミュレーションを行っています.

◆ 粒子法による橋脚背面のカルマン渦の3次元解析

渦.jpg
​ 近年,豪雨による橋脚の傾斜や橋げたの流出等の橋梁の被害が多発しています.その原因となるカルマン渦による洗掘のメカニズム解明に向け,流体ー地盤連成解析手法の開発を行っています.
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